5月7日は満月でした。
季節的に、この満月を「フラワームーン」と呼ぶそうです。
テレビのニュースでフラワームーンだと知り、これはチャンスだと思いました。
月を撮ってみよう!
急いで、一眼レフカメラで月を撮る方法を調べました。
簡単だって書いてあるんです。
でも、私はちょっと失敗をしてしまいました。
それはなぜでしょうか?
次回は、うまく撮れるように頑張りますよ。
失敗は成功の母ですからね。
月の写真の撮り方とは?
あわて者の私がネットで調べた月の写し方です。
満月の場合は「ISO感度400、F値8.0、シャッタースピード1/800」で撮影すれば、綺麗に撮ることが可能です。 もし暗い場合は、ISOを大きくしたり、F値を小さくしたり、シャッタースピードを遅くしましょう。 明るすぎる場合はその逆をすればOKです。
出典:GooPass
これを読んだ私は、早速、キャノンのEOS kissMの設定をしました。
望遠レンズをつけて、スタンバイ!
初めての月の撮影なので、ちょっと焦っていました。
参考の記事をきちんと読まずに、上記の要点だけを頼りに設定してしまったんですね。
たぶん、プロの方には当たり前なので掲載されていないのだと思われますが、モードの設定が書いてないんです。
月を撮るときはマニュアルモードがおすすめらしいです。
素人の悲しさ・・・
マニュアルモードを使ったことがありません。
その存在を忘れていました。
私が撮った行動はといえば・・・
初心者向けに、SCNというモードがあります。
それに確か、夜景を写せるモードがあったはず、と思い出して設定してしまいました。
夜景モードでの撮影も可能ですが、月が真っ白につぶれてしまったり、失敗する可能性が高いそうです。
まさに、私はコレでした。
「ISO感度400、F値8.0、シャッタースピード1/800」に合わせて、なおかつ夜景モードにしてしまったんですね。
なので、何となく、うまくいっていません。
光ったり、白かったり・・・
やっぱり月を撮るのはムズカシイのかな、と思っていました。
後日、落ち着いて月の写しかたの説明を読んだら、なんと、マニュアルモードで写しましょうと書いてありました。
うまくいかなかったのは、マニュアルモードに設定していなかったからなんですね。
基本の基本を間違えていました!
簡潔な説明の中にもマニュアルモードで撮りましょう、って書いておいてほしかった!!
詳しい説明を読むと、ちゃんと書いてあるんですが、私はあわて者ですから。
月の写しかたをコンパクトに説明してあるトップ記事をチラッとみて、設定してしまいました。
次回、満月になったら、再チャレンジしますよ~
マニュアルモードで!
月を写す正しい設定の仕方
一眼レフで月をきれいに撮るためには、望遠ズームレンズが必要です。
私はEOS kissMを買うときに、ダブルズームレンズキットにしたので、望遠レンズが付いていました。
月を撮るための望遠レンズは55-250mmあれば十分なレンズらしいです。
まず、カメラをマニュアルモードにします。
夜景モードでは満足いく仕上がりが難しいです。
また、望遠レンズは手ブレが発生しやすいので、三脚を用意しましょう。
月を写す時は満月が一番撮りやすいそうです。
一番難しいのが三日月です。
まずは、満月からチャレンジですね。
いよいよ、設定です。
満月の場合は「ISO感度400、F値8.0、シャッタースピード1/800」で撮影すれば、綺麗に撮ることができます。
これでもし暗いようなら、ISOを大きくします。
または、F値を小さくしたり、シャッタースピードを遅くします。
明るい場合は反対に、ISOを小さくして、F値を大きく、シャッタースピードを速くします。
月にピントを合わせてシャッターを半押しし、ピントが合ったらシャッターを押します。
手ブレがひどいようなら、セルフタイマーを使うのもおすすめです。
撮影できたら、トリミングします。
トリミングして引き伸ばします。
トリミングとは画像を切り抜く機能です。
カメラの再生表示で画像を選び、トリミングの設定画面でトリミングをします。
月の画像を大きくして切り抜き、別画像にして保存できます。
または、画像をフォトショップやファイヤーワークスで処理して保存してもOKです。
やっと、撮れた写真がこちら。
これを大きくしてみました。
何となく、輪郭がボケています。
マニュアルモードで撮影していたら、もっとキリッとした写真が撮れていたのではないかと思っています。
残念ですが、お楽しみは次回に持ち越しです♪
次回は、クレーターをしっかり写すのが私の目標です。
設定を間違えなければ、最近の一眼レフは画質がいいのでクレーターがしっかり写るそうです。
これは?
追伸です。
出典:ヤフーニュース
これはどうやって撮ったのでしょうか?
ネットニュースで見た写真です。
狼男でも現れそうな赤い月ですね。
写真って、面白いですね。
まとめ
今回のフラワームーンは失敗しましたが、次回はきれいにクレーターを撮影してみたいと思います。
撮影中は設定や角度を変えたりして、何枚も撮ってみましょう。
たくさん撮ると、思ったよりいい写真が撮れたりしますから。