今まで、なにげなく目にしていた玉ボケ写真を自分で撮ってみようと思い立ちました。
写真のプロによると、材料さえ見つければ、キラキラした写真は誰でも簡単に撮れるそうです。
一見何もない場所から、キラキラした宝石を映し出すのが玉ボケ写真です。
玉ボケを自由に操れたら、印象的な写真が撮れるでしょう!
まずは基本からやってみますね。
玉ボケ写真の撮り方
玉ボケとは、面積が小さい光(点光源)がぼけた現象、だそうです。
背景で、キラキラ光っている丸い光のボケですね。
水辺や木漏れ日など、光をたどればキラキラ光る玉ボケの材料が見つかります。
早速、近くの川に行ってみました。
天気は良くて、風もおだやか。
あれ、川面がキラキラしていない・・・
時折風が吹くと、水面がきらめきます。
ほどほどの風がないと、水面がきらめかないことに気が付きました。
やっと見つけた玉ボケの材料ですが、やや心もとない・・・
早速写してみたのですが、イマイチうまくいきません。
玉ボケの基本
F値を変えることで玉ボケの大きさが決められます。
F値はタッチパネルか、シャッターのそばにあるダイヤルで変えてください。
F値の変え方はこちらに詳しく書いています。

手前の主役にピントを合わせて、できるだけ近づいて写すとバックに玉ボケが現れます。
反対に、F値が小さいと、玉ボケ(光)の大きさが大きくなります。
なので、できるだけF値は小さい方がカッコよくボケると思います。
ズームができるレンズの場合は、一番ズームにした状態で撮りましょう。
F値が同じなら、望遠レンズの方がボケが大きくなります。
大きくぼかしたかったら、主役にできるだけ近づいてピントを合わせます。
近くの川に行って、光を探しました。
光源はこちらです。
川の水に反射した光です。
主役はこちらです。
シロツメ草です。
これを合わせて撮ると・・・
水に焦点が合っているのでこうなります。
シロツメ草に焦点を合わせてF値を変えてみました。(F5.6)
F値を小さくしてみました。(F1.4)
こんな感じに玉ボケが映ります。
水面がキラキラ光ると、まるで線香花火のようになりました。
川面に風が吹くと光源が揺れて、同じ写真は二度と撮れません。
今回はカメラの焦点をシロツメ草に合わせて、キラキラ動く光を背景に撮影してみました。
木漏れ日で玉ボケ
撮影を終えて帰る途中で、生い茂った花があり、思わず立ち止まって撮影しました。
偶然ですが、木漏れ日から玉ボケが撮れていました。
帰り道、風もあまりなく、川面の玉ボケは静かです。
まとめ
玉ボケ写真のシャッターチャンスは無限でした。
二度と、同じ写真は撮れません。
光源を探して、もっと美しい写真を撮りたいです。