私は水族館が大好きなんです。
旅行先で水族館を見つけると、まず入ります。
震災前に松島を旅行したときは、松島水族館にいきました。
じみ~な水族館でしたが、震災後にテレビで壊れた水族館を見た時は、とても残念に思いました。
オーロラ号で流氷を見に行ったときは、近くの水族館に行き、そこでクリオネを見ました。
冷たい海で泳ぐクリオネは寒くないのかと・・・なんとも子供のような感想を持ちました。
クラゲを展示していたデパートのクラゲコーナーで、いろいろなクラゲを見たことがあります。
ゆらゆらと漂う、不思議な生き物でした。
山形・鶴岡市にある加茂水族館ではクラゲの繁殖に取り組んで、世界で注目されるようになりました。
言っちゃあ悪いですが、つぶれかけているような水族館が、人気水族館に変わったんですね。
その、閉館の危機を救ったのが、当時加茂水族館の館長だった村上龍男さんです。
「クラゲ」の展示は60種類以上で世界一多いといいます。
そこで、こちらでは村上龍男さんについて、
・村上龍男の経歴(高校・大学・年齢)を調査!
・加茂水族館・クラゲでの復活劇とは?
を調査していきます。
また、この記事の後半では、
村上龍男さんについての動画を掲載しています。
ぜひ、合わせてチェックしてみてくださいね。
村上龍男の経歴(高校・大学・年齢)を調査!
山形・鶴岡市にある加茂水族館は世界から注目を集めている人気施設なんです。
新型コロナの苦境の中でも精力的にクラゲの繁殖に取り組んでいます。
出典:クラゲドリームシアター
村上龍男さんのプロフィール
生年月日:1939年11月26日
年齢:80歳
出身地:東京都渋谷区原宿
中学校:泉村立泉中学校
高校:基督教独立学園高等学校
大学:山形大学農学部
職業:鶴岡市立加茂水族館名誉館長・エッセイスト
配偶者:あり
村上龍男さんは山形大卒業後に民間企業勤務(佐藤商事)を経て、加茂水族館の飼育主任として採用されました。
27歳で館長に就任しましたが、代表権を持たされて1億円以上の負債を個人で背負うことに。
このとき、家屋敷が担保になるなどの紆余曲折を経ながらも、館員総員でクラゲの飼育方法を確立しました。
そして、クラゲの展示種類数でギネス認定されました。
村上龍男さんは日本動物園水族館協会の「古賀賞」受賞しましたが、2015年3月で退職。
その後、シニアアドバイザーに就任しています。
現在は、加茂水産高校講師に就任する傍ら、市から水族館名誉館長を委嘱されています。
出典:クラゲドリームシアター
出典:クラゲドリームシアター
工夫を凝らしたクラゲの展示が見る者を飽きさせません。
加茂水族館・クラゲでの復活劇とは?
出典:クラゲドリームシアター
加茂水族館は1930年(昭和5年)に民間の水族館としてスタートしました。
しかし、加茂水族館は1967年に地域を巻き込んだ大型観光開発構想で、市から第三セクターに売却されてしまいました。
事業のノウハウがなかった開発会社は赤字が膨らむ一方で、水族館の売り上げも赤字補填に吸い上げられ続け、会社は倒産へ。
2002年に水族館は鶴岡市に買い戻されましたが、年間入館者数が10万人を切ることもありました。
いつ潰れてもおかしくないほどだった弱小水族館が世界中から一目置かれるほどの大逆転を果たしたのは、まさに「クラゲ」との出会いでした。
「もともと規模も小さく資金力もない中で、様々な企画展示を試みたのですがまったく鳴かず飛ばずで、97年には年間入館者数9万2千人という過去最低を記録するまでになってしまいました。しかし、この年の企画のサンゴ展の水槽でたまたまクラゲが泳いでいるのが発見され、それを展示したところ、お客さんは思いのほか喜んでくれました。展示を続けるうち、減少一方だった入館者数が2000人の微増になりました。館にもはや選択の余地はなく、“クラゲでやっていこう!”という覚悟を決めたのです」(村上館長)
庄内の周辺にはたくさんの種類のクラゲがいることも幸いして展示を増やしていったそうです。
しかし、クラゲは平均寿命が4ヶ月と短く、飼育が難しいそうです。
常時展示するには新たなクラゲの採取と繁殖が欠かせないのですが、クラゲの生態もほとんど分からない・・・
その中、水族館を閉鎖させないようみんなで必死にクラゲを育てたそうです。
そして、現在はクラゲドリーム館として、年中無休で展示されています。
TEL 0235-33-3036(営業時間内)
FAX 0235-33-1129
アクセス:山形自動車道 鶴岡I.Cから約15分
村上龍男名誉館長『動物学教育賞』受賞のお知らせ
この度、当館の村上龍男名誉館長が『公益社団法人日本動物学会 2020年度動物学教育賞』を受賞いたしました。
『動物学教育賞』は、活発な啓蒙活動等により動物学の社会への普及に著しく貢献した個人または団体に授与されます。
今回、館長時代より行ってきた、刺胞動物・有櫛動物クラゲ類の生体展示,繁殖,および教育普及活動などの実績が認められ、受賞に至りました。
数々の困難を乗り越え世界に誇るクラゲ水族館を築き上げた村上名誉館長に改めて敬意を表すると共に、応援してくださったお客様はじめ多くの関係者の皆様にも、この場を借りて深く感謝申し上げます。
「世界一のクラゲすいぞくかん」の「クラゲかんちょー」が、自慢のクラゲをたっぷり紹介。クラゲの生態もわかる、写真絵本。
【著者紹介】村上龍男
読書後のレビュー
世界初のクラゲ専門水族館である、加茂水族館で撮影された、美しいクラゲの写真絵本。透明なボディ。暗闇の中で光るように見える触手と消化器官。素晴らしい。個人的には、大きなシャンデリアのようなチャクダクラゲが気に入った。
山形県鶴岡市立加茂水族館の元館長が書かれたクラゲの絵本。指先にちょこんと乗せたいようなかわいいサイズから、カサの大きさが2.5mとジャイアント馬場(←古い!)をゆうゆうと超える特大サイズのものまで、たくさんのクラゲが紹介されている。クラゲのひみつQ&Aで生態も教えてもらえて、勉強になった。お気に入りは、ポップな色彩の「ハナガサクラゲ」。カサの中にクリオネが入っているような、よみがえることができる「ベニクラゲ」。レースをまとったような「チャクダクラゲ」。
水族館でよく見るミズクラゲはもちろんのこと、たくさんのクラゲの写真が登場!ウラシマクラゲは綺麗。ハナガサクラゲは色鮮やか。キタユウレイクラゲは絶対に近づきたくない!ベニクラゲの”よみがえりの魔法”を使う瞬間を見てみたい。この本を眺めていると数年前に行った江ノ島水族館のクラゲのプラネタリウムを思い出しました。まだやってるのかな?
とても綺麗で素敵!ハナガサクラゲに見惚れた。ケムシクラゲの見た目が面白い。ベニクラゲの生態も面白い。チャクダクラゲがまるでイルミネーションみたい。クラゲ水族館に行ってみたい‼
海活インタビュー #05 『村上龍男前加茂水族館館長』
【HD】世界が認めた「クラゲ展示世界一」ギネス記録 光るクラゲ 加茂水族館 映画・新館も製作中
まとめ
さて、ここまで村上龍男さんについて
・村上龍男の経歴(高校・大学・年齢)を調査!
・加茂水族館・クラゲでの復活劇とは?
について調査してきました。
いかがでしたでしょうか?
クラゲって、光を当てると幻想的な美しさがあります。
もし、山形に行く機会があったら、絶対に加茂水族館のクラゲドリーム館によりますよ。
友人が山形へ嫁に行ったから、遊びに行こうかな。