宮沢汰佳(みやざわ たいが)さんの夢は・・・
仏像を刻む『仏師』として人生を進んで行くことです。
まだ、17歳の高校生ですが、一貫して仏像を創ることだけに集中しています。
両親(父母)や祖父母はどう思っておられるのでしょうか?
気になるところです。
【マツコの知らない世界】で紹介された宮沢汰佳さんのプロフィールや生い立ちを詳しく見てみたいと思います。
そこで、こちらでは宮沢汰佳さんについて、
・宮沢汰佳(みやざわ たいが)仏像を創る夢
・高校生仏師の進路は?
を調査していきます。
また、この記事の後半では、
宮沢汰佳さんについての動画を掲載しています。
ぜひ、合わせてチェックしてみてくださいね。
宮沢汰佳(みやざわ たいが)仏像を創る夢
出典:ヤフーニュース
宮沢汰佳さんのプロフィール
生誕:2003年
年齢:17歳
出身:長野県
宮沢汰佳さんは、2020年2月に長野県須坂市で個展を開きました。
「高校生仏師たいがのミホトケ展」です。
木を芯にして粘土を盛る方法で仏像を創ります。
表情や衣服の細部を整えるのは指先やヘラです。
こちらの千手観音は完成までに1ヶ月かかったそうです。
宮沢汰佳さんの夢は仏師になることです。
すでに、5歳の頃から写真などを基に、粘土で仏像を作っていたそうです。
それから現在まで、作品は300体以上になりました。
自宅の仏間は「本堂」になっていて、数々の仏様を安置しています。
宮沢汰佳さん:
「幼いころから仏像が大好きで、お寺という場所も大好きだった。仏具も全部、お小遣いとか誕生日プレゼントで集めたものです。ろうそく立ては、流行りの『メルカリ』で買った」
さすが、現代っ子の一面が垣間見えました。
メルカリは何でも売っていますからね。
毎朝、お経も唱えるそうです。
お母さんの知実さんがおっしゃるには、小さい頃から面白い子だったそうです。
「小麦アレルギーと卵のアレルギーで食べられない物が多くて、ショックを起こしちゃうくらいだったから、アレルギーの心配の方が大き過ぎて。ともかく“安全に生きていてくれれば良い”と、それだけできてしまったら、いつの間にかこんな“面白い変なの”になっちゃった。」
元気で大きくなってくれさえすれば、それだけでいいというのは、愛情のある母の思いです。
祖父の大久保秀三さんは「(孫は)変わり者。間違いなく。」とおっしゃいます。
お墓が好きな変な子どもだったそうです。
お墓が好きとは、確かに変わっていますね。
おもしろいお子さんだったんですね。
宮沢汰佳さんの将来の夢は…という質問に・・・
宮沢汰佳さん:
「夢としては、仏像を刻む『仏師』として人生を進んで行けたらと思っています。千年も昔からたくさんの人の手によって守られてきた仏像、祈りの形、仏様としての存在をみなさんで認識していただけたらと思います」
たぶん、立派な仏師になられるでしょう。
仏像を観た方の感想です。
宮沢汰佳さんは、将来どういう進路に進むべきか、悩んでいるそうです。
高校生仏師の進路は?
高校を卒業したら、仏師に弟子入りするのか、大学に進み仏教を美術を学ぶのか、迷っているそうです。
仏師になりたい、という進路希望はあまり聞いたことがありません。
どういう方に弟子入りすればいいのでしょうか?
また、大学進学をするとしたら、どういった大学を選べないいのでしょうか?
仏師になる方法
仏師とは、仏像を制作する人のことです。
仏像には
・彫刻による木彫仏や石仏
・鋳造(ちゅうぞう)による金銅仏(こんどうぶつ)
・和紙や粘土の塑造(そぞう)
・乾漆造(かんしつぞう)
などの技法があります。
宮沢汰佳さんは、粘土の塑造ですね。
仏師になるには、仏師のもとに弟子入りし、10年ほどかけて修業をするのが一般的とされています。
しかし、修業中は決まった給料がなく、月に10万円程度の小遣いのみとなっています。
これは、現代では厳しい徒弟制度ですね。
一人前になってからも収入が少なく、仕事を継続できない人が多いらしいです。
著名な仏師になれば、話は別ですが・・・
厳しいですね。
宮沢汰佳さんなら、成功してくれそうですが。
仏師養成の専門学校や美術系大学の彫刻専攻課程で学んでから修業することもできます。
いずれにせよ、職業として考えると、ちょっと考えてしまいますね。
宮沢汰佳さんは、ただひたすら仏像を創るのが好きな方なので、立派な仏師になられると思います。
職業というより、芸術家ですね。
3歳で“千手観音にズキュン”…5歳で処女作!? 300体超の仏像つくる『高校生仏師』とは?
まとめ
さて、ここまで宮沢汰佳さんについて
・宮沢汰佳(みやざわ たいが)仏像を創る夢
・高校生仏師の進路は?
について調査してきました。
いかがでしたでしょうか?
宮沢汰佳さんは、「人々の祈りのよりどころとなる仏さんを作っていけたら良いなと今では思っています」といわれます。
5歳の頃から仏像を作り続けてこられて、これからもますます、すばらしい仏像を創っていかれることでしょう。