シャッタースピードとは?
シャッタースピードを変えると、動くものが止まっている状態の写真が撮れます。
止まって見える写真を撮ろうと思っても、写真に詳しい方の説明はまるでちんぷんかんぷん!
写真の専門用語がわからないので、意味不明です。
初心者が止まって見える写真を撮るにはどうしたらいいのでしょうか?
子どもが走っている写真とか、犬が空中で止まって見える写真とか・・・
いいですよね~
動いているものが止まって見える写真は、シャッタースピードを変えるとうまく撮れるんですね。
シャッタースピードの目安
私は完全な初心者です。
なので、写真の専門用語がさっぱりわかりません。
これではカッコいい写真は撮れないと思い、プロのカメラマンさんにちょっとだけカメラのイロハ(基礎)を教えていただきました。
そこで習ったのがシャッタースピードです。
教えてもらっているのに、なにがなんだかイマイチ理解ができていなかったので、復習を兼ねて整理してみました。
シャッタースピードとは、カメラに光を取り込む時間のことです。
シャッターを押して、カメラが「カシャッ」といい終わるまでの時間です。
シャッタースピードを変えると、この「カシャッ」が「カ~シャ~」になるんです。
わかりますか?
これが、動いているものが止まって見える写真のキモでした。
シャッタースピードは自分で決められます。
シャッタースピード優先モード
S・Tvモードに設定します。
SとTvは同じ機能ですが、カメラのメーカーによって表記が違います。
ちなみに、S表示はニコンやソニーのカメラです。
Tv表示はキャノンやペンタックスのカメラです
私のカメラはキャノンのEOS kissMなので、Tvモードになります。
Tvモードにすると、シャッタースピードを自分で決められます。
動きの速いものがバッチリ写せます。
なので、動物とか子どもとか、動いているもの撮るときに使いましょう。
走っている子どもが上手に撮れます。
なんと、シャッタースピードを自分で決められる代わりに、F値はカメラが自動で設定してくれるんです。
何でも自分で決める撮影方法(マニュアルモード)は私には無理なので、とてもありがたいです。
シャッタースピードの決め方
250分の1秒より早いと高速シャッターといわれています。
この説明では意味不明ですね。
走っている動物や、動き回る子どもの姿などは、最低でも250分の1秒は必要です
それでもブレる場合はシャッタースピードを上げていきます。
ただし、速いほどカメラが光を撮りこむ時間が少なくなるので、写真が暗くなります。
シャッタースピードの目安を、プロのカメラマンさんに教えてもらいました。
わざとブレた写真を撮ってみました
わざとブレた写真を撮るには、シャッタースピードを遅くします。
ブレると失敗!だと思いがちですが、そうでもないんです。
車の動きがブレると、臨場感が表現できます。
高速道路などで、走る車をわざとブレるように撮るとカッコいいですよね。
シャッタースピードの目安
1/10
ブレて見えます。
夜の高速道路を走る車を1/10くらいのシャッタースピードで撮ると、光も流れてカッコいいですね。
三脚があると、きれいに写せます。
1/250
止まって見えます。
旅行に行ったときなど、スナップ写真向きです。
旅先で、仲間がちょっとくらい動いていても、ちゃんと撮影できますから。
タイヤホイールも止まって見えます。
実際に目で見ても、タイヤホイールは見えませんからね。
1/400
走っている車がきれいに撮れます。
上の車(1/250)と比べてみると、さらに鮮明に写せているのがわかります。
子どもが公園で遊んでいるときなどに使うと、走り回っていてもうまく撮れます。
走ってくる犬も、空中で止まって写ります。
いつか、私もこんな写真に挑戦したいです。
出典:フォト総研
1/800
水や噴水を撮影するときはこれくらいに設定します。
1/1600~4000
ピッチャーが球を投げるとき
野球でスライディングをするとき
素振りをするとき
そんなときはこれくらいで試してみてください。
水を撮ってみました
同じ水を撮っても、シャッタースピードで全然違ってきます。
今回は光の取り込みが下手なのでイマイチな写真ですが、公園で噴水を撮ったり、旅先で川の流れを撮るときにカッコよく撮れるように、これから勉強したいです。
1/2秒
動きのある水の流れをとるとき、ブレさせたければ1/2秒で撮ります。
1/2秒で撮れば、水の流れがぶれて、軌跡が撮れます。
シャッターはかなり遅く、「カ~シャ~」というシャッター音になります。
かなり明るいです。
1/60秒
1/60秒だと、水がブレます。
シャッター音は「カ~シャ」くらい。
1/500秒
1/500秒だとかなり暗くなります。
少し明るくしてから撮影しました。
1/2000秒
1/2000秒だと、水が止まって写ります。
シャッター音は「カシャ」で、一瞬です。
光を調整しましたが、かなり暗いです。
シャッタースピードを速くすると、動きが止まり、遅くすると動きがブレます。
まとめ
小さなお子さんとか愛犬を撮りたいときに、Tvモードは使えますね。
空を飛んでいるように見える愛犬の写真に、挑戦してみましょう。
写真は経験なので、とにかく数多くシャッターを切って体験することが大事です。